高性能な収録用マイクのオススメ
このページでは収録用、配信用、Youtube用に適したマイクのなかで、「良いマイクはどれや」と探していて見つけた非常に興味深い製品を紹介します。
アストン・マイクロフォンズ オリジン
私もこれ持っています。めっちゃ良い。
項目 | 詳細 |
---|---|
形式 | コンデンサー型 |
指向特性 | 単一指向性 |
周波数特性 | 20Hz~20kHz (±3dB) |
音圧感度 | -32.5dB (0dB=1V/Pa 1kHz) |
最大入力音圧レベル(SPL) | 127dB (THD 0.5%) |
S/N比 | 76dB A-Weighted (rel. 94dB SPL) |
出力インピーダンス | 200Ω |
等価雑音レベル | 18dB A-Weighted |
パッドスイッチ | -10dB |
ローカット | 80Hz |
電源 | ファンタム電源48V(±4V) |
寸法(ヘッド径×全長) | 54mm×125mm |
質量 | 450g |
- Aston Microphones
-
メーカー公式ページ。2015年に設立されたイギリスのメーカー。
最近知ったなかで私が1番気になっているのがアストンのオリジン。
- 高音質
- 堅牢性抜群
- 非常にコンパクト
- しかも美しいデザイン
完璧すぎる。2015年に設立されたイギリスのアストン・マイクロフォンズというメーカーの単一指向性コンデンサーマイク「オリジン」。これが超絶イイ!
TeddyLoidの中田ヤスタカさんがドリキンさんに推奨したらしい。
下の動画の11分25秒前後を聴き比べてください。
- 4分00秒:解説開始
- 11分25秒:実際にテスト
- 13分50秒:リフレクションフィルターを使ったテスト
この変わりよう、すごくありません?最初に使ってるマイクが籠もり気味というか部屋の反響音もあって少し聞きづらいというのもありますけど、マイクでここまで変わるのか、と改めて思わされる瞬間です。
楽器の演奏で使用した場合はこんな感じ。
上位モデルのSpirit
上の演奏で使われているマイクは上位モデルです。上位モデルのSpiritはOriginよりも音質が向上するほか、マイクの指向性を単一指向性や無指向性に切り替えることも可能です。会話用に使ったり、皆で囲んで使ったりと指向性に関して色んな使い方を想定している人ならSpiritのほうがオススメです。
調整
Originは次の切り替え調整が可能。
- 0 dB、-10 dB
- ローカットフィルター
ショックマウントもポップガードも不要
良いマイクには必ずといっていいほど仰々しい固定アームやショックマウント、ポップフィルター(ポップガード)がセットで付いていますけど、このマイクにはショックマウントとポップガードの機能が内蔵されています。その2つだけでも4000円とか5000円はすることを考えるとお得。
マイクとかカメラってアクセサリー揃えるだけでも結構お金がかかっちゃうのでこれは助かります。(まぁ別途純正のマウントとポップガードをつけた方が無難なんですが)
- ショックマウント
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マイクに振動が伝わらないようにするための、ゴム製などのマイクの固定具。
- ポップフィルター(ポップガード、ポップシールド)
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話者の破裂音や呼気による風切り音、音割れ、ノイズを防ぐ布製などの膜。
耐衝撃性が高いのも魅力的。
コンパクトで携行性が抜群
缶ジュースくらいの大きさで、見た目の面積はスマホより小さいのにこの音質。しかも上で言ったようにショックマウントなどの付属品無しでも綺麗な音が録音できるので、持ち運びにも便利。凄すぎませんか。
大きなリフレクションフィルターを取り付けても大差がない。むしろ若干籠もっているような感じもするし邪魔だし、無しで良いんじゃないかと思えます。環境にもよるでしょうけど、私の場合はホコリ除けとしてリフレクションフィルターをつけていますが、音質的には外したい気分です。
胴体はタンブル加工で超オシャレ
堅牢性のあるボディ表面にはタンブル加工が施されていて傷に強く、重厚感がさらに溢れています。シブい。
- タンブル加工
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日本の製品ページだとタンブル加工という言葉が見られますが、英語だとTumbleという表現は見られませんでした。タンブル加工っていうのは製品によって意味するところが変わりますが、この製品だと長時間転がし続けて打ち叩いたままの傷っぽい加工の仕上げです。傷自体が仕上げになっているので、使用時の傷が目立ちにくい。
ズバ抜けているワケじゃない
同価格帯の他社製コンデンサーマイクと比べると若干見劣りするとの意見もあります。同じ金額で音質を重視するんだったら他の製品も検討すべきです。
でもね、このマイクの強みは上で紹介したような点(携行性、堅牢性、ポップガードも要らない使い勝手の良さ、かっこよさ等)です。ここに重点を置くんだったらこれ一択と言っても良いくらい素敵な製品です。
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