Windowsでオーディオインターフェース経由のマイクとスピーカー同時使用が出来ないトラブル・不具合

2021年1月1日

今までFocusrite Scarlett 8i6という2011年発売の古いオーディオインターフェースを使っていたのですが、2020年10月以降から異常に調子が悪い。

結論:解決策はオーディオインターフェースの買い替えだけ

まず結論を言うと、さっさと買い替えるのが正解でした。
原因として1番怪しいのはやっぱりオーディオインターフェースだったので真っ先に買い替えを検討したものの、買い替えても不具合が治らないという最悪のパターンを恐れて2ヶ月ほど躊躇っていました。でもこれが正解。

修正パッチを当てたりするなど、現状の製品のままで改善しようとする人もいます。買い替えた直後だとそうならざるをえませんよね。私の場合はかなり古いオーディオインターフェースだったので、仮にパッチでその場をしのげても付け焼き刃のような気がするので諦めました。

カズチャンネルのカズさんもWindowsのアップデート後に私と似たようなトラブルに見舞われていましたので、もしかしたら同じ原因だったかもしれません。

トラブルの状況

私は中古のScarlett 8i6(前モデル)を買ったのですが、そもそもこいつの挙動が購入時からおかしかった。経緯を箇条書きにします。

  • 付属CDでドライバーをインストールする

  • 更新してScarlett Mix Controlを起動するとPCがフリーズする

  • OSとの相性問題のため、ドライバーをアップデートせずに使わざるを得なかった(OSのモードを切り替えたり、Windowsのトラブルシューティングも無意味)

  • スリープから復帰するとマイクやスピーカーを認識しなくなる事があるため、サウンド設定で一度無効化する必要があった(ただこれは他の機器でも一般的にあるかも)

  • それだけならまだ良かったが、ある日、Chorme上でのGoogle翻訳にマイクを使用しようとしたら出来ないことに気づいた

  • 思い当たる節としては、2020年10月にあったWindows10の大型アップデート(Windows 10 October 2020 Update)以降に使えなくなった気がする

  • ブラウザとの相性のせいかとも思ったが、今まで使えてたDavinci Resolveでもマイクを認識していないことに気づいた(スリープ設定の問題かとも思ったけど、再起動しても解決しなかった)

  • OSはアップデートしていくのに、ドライバーを更新できないところに問題があったみたい。

しかもS/PDIFが壊れてて端子が接続できないなどの不具合もあって、特に古いモデルのオーディオインターフェースは中古で買うべきじゃないなと思いました。シリアルナンバーが正しく使えるかどうかのリスクもありますし。

ただ単にスピーカーで音を出して、キャノンケーブルでマイク(Aston Origin)が使いたかっただけなのに、こんなに苦労するなんて・・・。

買い替えたオーディオインターフェースの使用感レビューはこちら。

アストン・オリジンのレビューはこちら。