激安ルームエアコン6選

2018年4月10日

この記事の概要

安い+評判が良い製品を順位付けした。

ラインナップとしては、主に1人暮らし~家族の個室用のエアコン。

スマホ操作有効化についても紹介。

ルームエアコンで激安で人気のある機種の中からおすすめの製品をピックアップし、それらを個人的評価をもってランキング形式でまとめました。

これは低価格帯のエアコンを厳選した激安ランキングですが、安いだけで上位にするわけではなくて能力や口コミ評判等を総合して順位付けをしています。口コミ評判は色んなショッピングサイトを巡回した総合的な内容です。

このページでは冷房能力についてはCOP(成績係数)で表します。

COP

Coefficient Of Performance(成績係数、動作係数)の略。電力1 kW使ってどれだけ冷房効果が得られるかを示す指標。数値が高いほど冷房効率が高い。

公式は [冷房COP = 冷房能力(kW)÷冷房消費電力(kW)]

以下は凡例です。

目安面積
畳で表記。洋室目安が不明な場合は木造和室換算で表記。
冷房電力
Wで表記する。
冷房効率
冷房COP(Coefficient Of Performance)の数値を表記する。
その他
このページの製品は基本的な4つの機能[除湿、快適気流/気流制御 、内部乾燥、新冷媒R32]の有無について記述する。他にも機能がある場合は追記する。
スマホ
スマホに対応していれば「◯」、非対応なら「-」
電気代
期間電気代(期間消費電力量を税込み27円/1 kWhで換算した金額)として表示

下記リンクは以前紹介したエアコンに関する記事です。こちらも読んでおくと購入時に役にたつかもしれません。(良かったら読んで下さい)

前置きはここまでです。では本題に入りましょう。

6位: 三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2218-W

三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2218-W

メーカー公式ページ。

目安面積
7~9畳
冷房電力
655 W
冷房効率
冷房COP: 3.36
その他
除湿、内部乾燥、新冷媒R32
スマホ
期間電気代
19359円
  • スマホによる遠隔操作非対応。

  • 除湿の強さを3段階で調節可能。

  • 冬場暖房時の霜取り運転時の室温低下を抑制する「室温キープシステム」搭載。(開始前に部屋の温度を少し高めにしてから霜取りを開始する)

三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2218-Wの口コミ評判

  • 作りもしっかりしているし、よく冷えるし、パワフルにしなくても急速に冷やせる。

  • 除湿の効きが悪いと感じる。

  • 室外機の静音性は申し分ない。

5位: シャープ AY-H22DH

シャープ AY-H22DH

メーカー公式ページ。なぜか製品詳細ページが公式内に存在しない。(公式サイト内の検索結果

スマートフォンでエアコンを操作 > はじめ方

シャープ公式のスマホ操作有効化の案内ページ。

HW-A01AY 対応家電(エアコン)

2015年~2018年度発売のスマホ遠隔操作対応機種一覧。

HW-CA1 対応家電(エアコン)

2014年度発売のスマホ遠隔操作対応機種一覧。

目安面積
6~9畳
冷房電力
590 W
冷房効率
冷房COP: 不明
その他
除湿、快適気流/気流制御 、内部乾燥、新冷媒R32、脱臭自動熱交換器洗浄除菌イオン機能(プラズマクラスター)
スマホ
電気代
19359円(期間電気代)
  • スマホによる遠隔操作対応。

  • 多くの低価格帯製品では4つの機能(除湿、快適気流/気流制御 、内部乾燥、新冷媒R32)が標準的なのに対して、この製品では追加で脱臭自動熱交換器洗浄除菌イオン機能(プラズマクラスター)が備わっていて、他ではまず見られない充実ぶり

  • 人に不快な風を当てない気流技術「エアロダイナミックフォルム」を採用している。

  • プラズマクラスターは高濃度プラズマクラスター7000で一番下位の性能。上位にはプラズマクラスターNEXT、プラズマクラスター25000が存在する。(詳細はこちら

前モデル(AY-G22DH)からはグレードダウンした印象

前モデルに比べて以下の機能がなくなった点は大きいです。

  • 除湿機能

  • スマホ対応

  • 快適気流/気流制御

  • 自動熱交換器洗浄

冷房消費電力は590 Wから520 Wへ。ただしこれはパワーダウンしたとも言えるし、省エネになったとも言えます。

シャープ AY-H22DHの口コミ評判

  • 前に使っていたエアコンとは比べ物にならないくらい静か。

  • 高級機種に比べると音は大きいが弱運転なら静か。

  • プラズマプラスターの効果のほどは本当はわからない。

  • 部屋の匂いがとても新鮮な感じになったので、くプラズマクラスターの効果だと思う。

  • 安っぽく見えないし、低価格帯群の中では一番いいデザインだと思う。

4位: 日立 白くまくん RAS-AJ22H

日立 白くまくん RAS-AJ22H

メーカー公式ページ。

目安面積
6~9畳
冷房電力
580 W
冷房効率
冷房COP: 3.79
その他
除湿 、内部乾燥、新冷媒R32
スマホ
期間電気代
19359円
  • スマホによる遠隔操作非対応。

  • コンパクト設計の「AJシリーズ」2018年モデル。

  • 外気温10℃でも機能する「ソフト除湿」搭載。

日立 白くまくん RAS-AJ22Hの口コミ評判

パワーについてはいくつか否定的な意見も見られましたが、部屋の大きさや建築構造、使い方が全く不明だったので鵜呑みにするわけにもなぁ・・・という感じもしました。

  • 従来の運転切り替えボタン連打での切り替えではなく、暖房・除湿・冷房のボタンがあるので切り替えが楽。

  • 室外機からやや重低音のような騒音が出たが、防振用のゴムマットを敷いたら問題ないレベルまで静かになった。

  • 本体サイズがコンパクトだけど困る点は今のところ見当たらないので総合的に満足している。

  • 出力的には、他の機種と比べても並だと思う。

3位: ダイキン S22VTES

ダイキン S22VTES

メーカー公式ページ。

目安面積
6~9畳
冷房電力
570 W
冷房効率
冷房COP: 3.86
その他
除湿、快適気流/気流制御 、内部乾燥、新冷媒R32
スマホ
電気代
19359円(期間電気代)
  • スマホによる遠隔操作対応。

  • 外気温マイナス15℃から45℃まで運転OK。

  • 既設配管再利用可能機種。

  • フロンラベルA(地球温暖化への影響を示す指標)。

  • 待機電力たった1 W

  • ヒートダッシュ暖房搭載。

  • 「Eシリーズ」の2018年モデル

  • 「風ないス運転」で身体に直接風を感じにくいように気流を届けてくれる。

ダイキン S22VTESに対応する無線LAN接続アダプター

ダイキン製のエアコンのうちEシリーズとKXシリーズの場合、スマホで外出先から操作したいなら、別売りの無線LAN接続アダプターと遠隔制御P板セットの両方が必要です。(対応機種一覧

取り付けるには、基盤が見えるまで本体前面を開く必要があるため、機械が苦手な方はエアコン設置前に業者にオプションとして追加依頼することをお勧めします。
ダイキン S22VTESに対応する「無線LAN接続アダプター」と「遠隔制御P板セット」は以下の製品です。相場にもよるのですが、両方合わせて1万5千円強くらいになります。

ダイキン S22VTESの口コミ評判

  • 0.5度刻みで温度設定ができるのがとてもいい。

  • 工事費用と併せても家電量販店で購入するよりはるかにお得。

  • 室外機が小型なのにパワフルで故障も今のところない。

  • パワーモードではやや騒音が気になるが、普通の運転はとても静か。

  • トータルで見るとすごくコストパフォーマンスが高い。

下の動画は前年モデルの[ダイキン S22VTES]ですが、参考程度にどうぞ。

2位: コロナ RC-2218R

コロナ RC-2218R

メーカー公式ページ。

目安面積
6~8畳
冷房電力
595 W
冷房効率
冷房COP: 不明
その他
冷房専用、除湿、新冷媒R32
スマホ
期間電気代
9909円 / 11583円
  • スマホによる遠隔操作非対応。

  • 冷房専用機種。(自動・冷房・送風・ドライのみ)

  • 「抗菌・防カビフィルター」を搭載しているが、自動クリーニング機能がないので、運転後は送風で内部を乾燥させたほうがカビ防止できる。

  • とにかく安さを追求した機種といえる。

  • 期間電気代が1万円以下で凄く安そうに感じるが、これは冷房より暖房の方が3倍以上電気代が高い冬場の電気料金分が加算されていないため。(暖房時の消費電力は、冷房時の消費電力の約3倍もある

  • タイマーは(入、切)それぞれ1時間~12時間で設定可能。

下の動画は前モデルのRC-2217Rですが、参考程度にどうぞ。

コロナ RC-2218Rの口コミ評判

  • 風向きの調節がリモコンではなく手動でする点、可動域が若干狭いのが少しストレス。

  • 電源OFF時でも吹出口ルーバーが開いているので、最初は違和感があるけどすぐに慣れた。

前モデル(RC-2217R)では、「10畳で使っていても涼しいし不自由していない。」と言った主旨の評価も見られました。スペック表を見比べる限り、特段大きな仕様変更は無いようなので、性能についてはほぼ継承されていると思います。

1位: パナソニック エオリア CS-228CF

パナソニック エオリア CS-228CF

メーカー公式ページ。

目安面積
6~9畳
冷房電力
635 W
冷房効率
冷房COP: 3.46
その他
除湿、内部乾燥、新冷媒R32
スマホ
電気代
19359円(期間電気代)
  • スマホによる遠隔操作対応。

  • パワフル設定時なら、スイッチを入れた瞬間から冷風が出る「すぐでる冷房」を採用している。

  • 信州の蓼科高原に吹く風を忠実に再現した1/f ゆらぎ気流を新採用。 冷風が身体に直接当たらないようにしてくれる「天井シャワー気流」を採用。

  • 除菌・脱臭機能なし。

  • 上位機種のEXシリーズ、GXシリーズ、Jシリーズには「Wタイマー」でタイマー予約を2つ同時にセットできる機能があり、「PM.5:00入、PM.11:00に切」とか時刻指定で入/切を同時に設定可能。
    (このFシリーズは時間指定ではなく「何時間後に入/切」の選択で、しかも入か切のどちらかしか選択できない。要は昔ながらの入/切タイマー機能のみ。)

  • ただしスマホ対応なので、昔ほどそこまで気にする必要はないし重要性も薄れている、と私個人としては感じている。

パナソニック エオリア CS-228CFに対応する無線LAN接続アダプター

スマホで外出先から操作したいなら、別売りの無線LAN接続アダプターと専用の無線アクセスポイントの両方が必要です。

エオリアアプリでできること

遠隔操作についてのパナソニックの公式ページ。

動作確認済ルーター一覧

無線ゲートウェイ(メディアコンバーター)と、LANケーブルで接続するルーターの動作確認結果です。
CF-TC7B(新)とCF-TC7(旧)があって、総合的にはCF-TC7Bの方が動作確認できている機種が多いですが、購入前にはこのページでしっかり確認してください。

取り付けるには、基盤が見えるまで本体前面を開く必要があるため、機械が苦手な方はエアコン設置前に業者にオプションとして追加依頼することをお勧めします。
対応する「無線LAN接続アダプター」と「アクセスポイント機器」は以下の製品です。

これらアクセスポイント機器には、類似品としてCF-TC7とCF-TC7Bの2つがあります。(末尾にBが付いている方が新型)
CF-TC7Bは少し高めですがHEMS(Home Energy Management System)に対応しているので、スマートメーターとして電気料金などを管理したい人はCF-TC7Bがオススメです。遠隔操作がしたいだけならCF-TC7の方が安いのでお得です。(ただしHEMS非対応)

取り付け方法については下記動画を参考にしてください。

パナソニック エオリア CS-228CFの口コミ評判

  • 夏場は「すぐでる冷房」がありがたい。

  • まだ冷房しか使っていませんが結構風力があってすぐに部屋の温度が下がります。

  • 音も静かで夜もよく眠れる。

  • 室内がすぐ冷えて快適に過ごすことが出来きるのでとても満足。

  • 横に短い分、奥行きが結構あるように感じる。室外機の音はまったく気にならない。

パワフル運転時の室外機の騒音と冷房の効き具合については賛否両論が目立ちますが、弱モード運転時の騒音の不満等はそこまで多く見受けられません。たぶんどんな製品でもフルパワーを出せば音はそれなりにしますが、ずっと強で使う人なんかいないと思うので、あまり気にしなくていいんじゃないかと思います。電気代凄くかかっちゃいますから。