Bluetoothワイヤレスヘッドホン用のアダプターのおすすめ

2020年2月4日

ワイヤレスヘッドホンをBluetooth通信で使用する場合、主に3つの方法があります。

  • スマートフォンのBluetooth機能を使い、スマートフォンと接続する
  • USBアダプターでPCと接続する
  • ステレオミニジャックからトランスミッターでテレビなどと接続する

もし音質や遅延について気にしているなら、購入の際にコーデックについて確認することをおすすめします。せっかくいいアダプターを買ったのに、ヘッドホンと規格が合わなくて高音質での通信が不可能だった・・・という悲劇を防ぐことができます。これはヘッドホンを買う際にも同じことが言えます。

USB接続の製品

CREATIVE BT-W2

例えば、ソニーのWH-1000XM2とCREATIVE BT-W2の組み合わせならapt-Xでの通信が可能です。

サンワサプライ Bluetooth 4.0 USBアダプタ(class1) MM-BTUD43

サンワサプライ Bluetooth 4.0 USBアダプタ(class1) MM-BTUD43の機能について下記のようにまとめました。

  • 一応apt-Xに対応している
  • 付属のCSR社製ソフトウェア(CSRドライバ)は、Windows 10に対応していない
  • Windows標準ドライバで使用する場合はapt-Xコーデックが使用できない
  • つまりwindows10ではapt-Xが機能しない

こういう場合もあるので、購入する際は必ず製品の公式サイトで詳細を確認することをおすすめします。

ステレオミニ接続の製品

例えばテレビや、Bluetooth機能を搭載していないCDコンポや旧式のオーディオ機器などをBluetoothで無線接続したいのならステレオミニ経由でのトランスミッターを使った接続が可能です。

USB接続とは違い、ステレオミニ接続によるトランスミッターの場合は複数機との接続やバッテリーでの稼働が前提となります。(常時充電という手も無くもないのですが)
充電を気にするのが煩わしいし、1人で1台しか使わないし、ステレオミニ接続をする必要がない!という方ならUSBタイプが断然ラクです。

TaoTronics TT-BA08

TaoTronics TT-BA08の概要は次の通りです。

  • aptXに対応
  • 送信タイムラグ40ミリ秒の低レシテンシー
  • 連続稼働は約20時間

エレコム LBT-AVWAR500

エレコム LBT-AVWAR500の概要は次の通りです。

  • SBCの他にもAACコーデックに対応しているので、iPhoneやiPadなどのiOS機器との相性は抜群に良い
  • NFCでワンタッチ設定が可能

各アダプターのスペック一覧表

ヘッドホンもアダプターも所有していない場合、まずヘッドホンを決めてから、それに適合するアダプターを求めてください。
アダプターの方がはるかに安いのに、それに合わせてヘッドホンが限定されるというのは変な話ですから。下記の表は上記で紹介した製品のみとなりますが、選定時の参考にしてみてください。

各アダプターのスペック一覧表
Bluetoothアダプター機種 コーデック
SBC AAC apt-X
USB接続 CREATIVE BT-W2
サンワサプライ MM-BTUD43
ステレオミニ接続 TaoTronics TT-BA08
エレコム LBT-AVWAR500

環境や条件によっては所定のコーデックが機能しない場合もあるので、SBCでの通信は避けたいという方はメーカーのページで詳細を確認してください。

また、これらの機器を使い無線通信ができる密閉型ノイズキャンセリング機能付ワイヤレスヘッドホンのおすすめ品もまとめてみたので、もし良ければ一読して頂けると幸いです。

https://smoochoo.com/music/wireless-headphone-high-performance-recommendations/