カメラのレンズやセンサーの手入れで使うべきシート

2020年8月20日

PCやデジカメなどの精密機器を清掃する際、通好みとしてよく使われるのがキムワイプ。でも実は、他にも選択肢があるって知ってました?

カメラのセンサークリーニングにはシルボン紙

特にレンズやセンサー部分のような絶対に傷をつけたくない場所の手入れにはシルボン紙がオススメです。小津産業からはDusper(ダスパー)という名前で出ています。

一般的には手入れ用のシートと言えばキムワイプやその兄弟分であるケイドライが有名ですよね。柔らかい順にはこんな感じ。

  • シルボン紙(レーヨン)
  • ケイドライ(パルプ)
  • キムワイプ(パルプ)
  • ワイプオール(パルプ+ポリプロピレン)

シルボン紙はキムワイプに比べて薄手で、チリ(紙粉)が出にくいのが特長です。下記のニコン製は1枚あたり1円台で入手できるので気兼ねなく使えます。(確認時)

他にも、普段キムワイプで拭いているようなものにも使えるので汎用性は高く、持っていて損はありません。(例えばPCモニター等)

これと組み合わせたいのが無水エタノールです。シルボン紙に数滴しみこませて拭けば簡単に汚れが落とせて、しかも塵が出にくいのでストレスなく手早く掃除ができます。

イソヘキサンは有能だけど・・・

  • まず用途が限られていて他の事にあまり使えない。いつ使い切れるか分からないくらい。

  • エタノールより可燃性が高いので管理に気を使う。

イソヘキサンは無水エタノールよりも揮発性が高いので、センサーやレンズを掃除する際に無水エタノールと1:1程度で混ぜて使用すると拭きムラが出にくいと評判ですが、個人的には使い勝手が悪いのでそこまではオススメしません。

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