ベッドサイドランプ、おしゃれ品から機能重視まで!LED電球の方式や白熱灯との違い
ベッドサイドランプ、私も以前までは持っていなかったのですが、使ってみると目覚まし時計と同じくらい重要なアイテムだと気付きます。
- ベッドサイドランプ
ベッドのサイドテーブルの上に置くなどして使う照明器具。直に床に置くスタンドタイプもある。
もくじ
ベッドサイドランプを置くメリット
こういう時に便利です。
- インテリアとして映える
単純に、部屋のインテリアとして有効的。
- 就寝前にリラックス効果を得られる、良質な睡眠を摂ることができる
低い位置からの暖色の光は、白色のシーリングライトよりも部屋がムーディーになるので、精神的に落ち着く。
睡眠する1時間前から白熱電球を使ったベッドサイドランプで室内を優しく照らせば、睡眠前にリラックス効果を得られる上、質の高い睡眠を摂ることができる。
- ベッドに入ったあとでちょっと作業がしたい時
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- 就寝前に読書をする時
例えば消灯後にベッドの中で読書するなど。ベッドから出て照明を消す必要がなくなるので、眠くなったら手元でスイッチをOFFにしてそのまま寝ることができる。
特に冬場、「せっかくベッドに入って身体が温まったのに電気を点けたり消したりするために布団から出たくない!」というときに最適。起き上がると眠気が飛んでしまうので。
- ビデオチャットをする時
ビデオチャットする時に暗めの照明を使うと、顔が綺麗に見える。
むか~しむかし、携帯電話が普及し始めた1990年代後半頃、特に学生はワンぷち(ワン切り)で挨拶したりモノクロのモニターでメールのやりとりしてたんですよ。通話するとめっちゃ料金がかかりますからね。
当時は動画を撮影しながら会話をするなんて考えられませんでした。後に登場したdocomoのFOMAでも有料でしたし。現在ではLINEなどのチャットアプリを使えば無料でビデオ通話をすることや、美男美女に顔を補正することもできます。あんまり照明を暗くするとアプリが顔を認識してくれませんけど。
LED照明と白熱電球の違い、メリット・デメリット
ベッドサイドランプに使うランプは白熱電球がおすすめです。以下は白熱電球を使った場合のメリットとデメリットです。
- メリット
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光色に温かみがある。
蛍光灯やLEDのように点滅しない。
蛍光灯の点滅は非常に高速なので自覚できないレベルですが、この点滅で疲れる人と疲れない人がいるようです。私はとても疲れるタイプです。(周囲にあんまり分かってもらえない)
日本の電源周波数は50 Hzまたは60 Hzで、シーリングライトに使われているような蛍光灯やLEDは1秒間に100回または120回も点いたり消えたりチカチカと点滅している。
光量が多い。光量の微調整ができない。
青い光(ブルーライト)が多く含まれている。
(関東地方や東北・北海道では50 Hz、中部地方以西の関西では60 Hz)1
自覚できるレベルのちらつきはフリッカーと言います。
- フリッカー
Flicker=ちらつき。
ブラウン管や蛍光灯、LEDライトに見られる明滅、ゆらぎ、ちらつきなどの現象のこと。フリッカーが視界に入り続けると、疲労、めまい、吐き気を引き起こす。
白熱電球はフィラメントを電熱で光らせるのですが、フィラメントの温度は電源の周波数ほど急激に変化しないため点滅にはなりません。
LEDでもちゃんとした製品ならちらつきが気にならないものもあるので、何が何でもLEDダメ!という話ではありません。
でも、もしちらつきがあると、目が疲れるうえに眠気が阻害されます。 - デメリット
LEDよりも電気代が約6倍から7倍高い。
LED電球のちらつきの原因
LED電球には2種類の方式があります。
- ダイナミック点灯
「ダイナミック=動的」な点灯。パルス点灯、デューティー点灯、DC点灯とも呼ぶ。
点滅を繰り返すタイプで、電気代があまり掛からない、電球が長寿命化するなどのメリットがある。ただし、常時点滅しているのでちらつきが起こりやすい。
多くのLED電球で採用されている方式。回路が複雑。- スタティック点灯
「スタティック=静的」な点灯。ダイナミック点灯とは違い、常に点灯しているタイプなので、原則的にはちらつきが発生しない。(電力供給が不安定だと、ちらくことがある)2
電気代はダイナミック点灯より高くなる。回路や動作が単純。3
LED電球の方式を調べる方法
確認の仕方として一番簡単な方法は、LED電球を点灯させた状態でスマートフォンやデジタルカメラで動画撮影をしてモニターを見ることです。画面内で電球がちらついていたらダイナミック点灯です。
購入前に分かったら助かるんですけど、少なくともネットショッピングだと製品説明にそこまでは載っていないんですよね・・・。
消費電力量の違い、電気代の差額、計算と検証
ある例だと、40 Wの白熱電球と同じ明るさ430ルーメン(光束)をLEDライトで実現するのに必要な消費電力はたった5.8 Wです。消費電力、消費電力量は次のようになります。4
電球のタイプ | 消費電力 | 年間消費電力量 | 年間電気代(税込み) |
---|---|---|---|
白熱電球 | 40 W | 14.6 kWh | 394円 |
LED電球 | 5.8 W | 2.1 kWh | 57円 |
年間消費電力量や電気代は毎日1時間ずつ使用した場合 |
この計算だと両者には年間337円の違いがあります。約7倍の差です。それでもやはり白熱灯の方が断然いいです。なぜならこうです。
LEDの場合、製品によっては新品なのにチカチカちらつくものがある。
LEDランプを本体とは別に購入した場合、相性によってちらつきやすい。
リラックスしたいのに、ランプがちらついたら全く意味がありません。ちらつきが無いかどうかは付けてみるまで分かりませんし、ちらつくからといって買い替えたらそのLEDランプは二度使わないことになります。実はこれ、私が実際に失敗した時の話です。無駄な買い物をしない安全策としても白熱球がおすすめです。
オススメ製品
いくつか気になる製品をピックアップしました。
KingSo 和風ライト E26
これ、うちでも使ってるんですけどまぁまぁ良いですよ。E26は商品名とかじゃなくて、対応するソケットタイプです。
- ダイヤルによる無階段調光
- 授乳ライトにも最適
- ソケット、口金のタイプはE26(付属電球は無し、別途購入が必要)
サイドランプって、製品によっては中間スイッチ(コタツのスイッチみたいにコードの中間にスイッチがあるタイプ)を使っているものもあります。
でも大抵の場合、コンセントはベッドから離れていて、スイッチも手が届く場所には置けないことが多いんですよね。しかも中間スイッチって、なんかダサい。
この製品について不満があるとすれば、シェード(照明カバー)の内側がちょっと安っぽく見えるということでしょうかね。外側は生地調でOKなんですけど、裏地がPPベースというかプラスチックっぽくてツルツルしてます。使用時に気にはならないし、上から中を覗き込まないと分からないようなことなんですけど。
これに合わせるなら口金E26のエジソン電球がおすすめです。KingSoも推奨のエジソン電球を売ってますけど、割高です。E26対応なら違う電球でもOKなので、安いのを選んで下さい。
あまり明るさを求めていないなら40 Wでもいいですが、汎用性を考えたら60 Wの方が無難かもしれません。
月のランプ
機能云々よりも、インテリア重視のナイトライトです。紹介動画などを見る限りだと、読書できるほどの明るさは得られそうにありません。
個人的には充電の心配が嫌いなのでPCのマウスとかも充電式は避けているタイプなのですが、そういうことが気にならない人にはいいかもしれません。
- USB充電式のワイヤレス
- 3Dプリント技術で月のデコボコを忠実の再現
- 無段階調光
- 温白色・オレンジ色切替
- タッチスイッチ
- 類似製品で有線にする方法を紹介している動画
JBL HORIZON Bluetoothスピーカー ポータブル
JBLの製品。照明だけではなくていろんな機能をこれ1つに搭載しているのでスッキリさせられます。
値段はちょっと高いんですが、それぞれを別に買っても似たような金額になるので、これらの機能が全部欲しい人にとってはお買い得です。
- 目覚まし時計(サウンドが選べる)
- LED間接照明
- FMラジオ
- Bluetoothスピーカー
- スマートフォンをUSB接続しても音楽再生可能
- スマーフォンなどの充電も可能
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のEDで登場したようなブック型ライト
- LED間接照明
- 充電式のワイヤレス設計
- スマートフォンやiPadなどの端末も充電可能
2016年10月のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のEDで、星野源演じる津崎平匡がブック型ライトを開くシーンがあります。
この動画の製品と下記リンクの製品は別物ですが、参考程度にどうぞ。動画での製品は2万円とか3万円するんですが、類似品は2千円程度で買えます。
ベッドランプを自作する
購入するのもいいですが、自分で作るのも楽しいものです。私は中学生の頃に美術の授業で作りました。
「台座は既成品でいいけどシェード(照明カバー)が気に入らないなぁ」っていう製品が結構多いので、こだわりを持っている人にはいいかもしれません。
- ベッドランプの自作方法を紹介した動画
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