洗濯機の賢い買い方、注意点まとめ。機能から電気代の違いまで些細な疑問点を払拭
洗濯機を買う時の注意点などについて、以下を要点としてまとめました。買い替える時の参考になれば幸いです。
- ドラム式と縦型洗濯機の違い
- 乾燥方式&除湿方式の違い
- 電気代・水道代の話
- いつ買うのがお得か?
もくじ
大型家電の購入こそナメたらアカン
洗濯機に限らずエアコンなどにも言えることですが、大型家電ではこういう失敗をしたことはありませんか?
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趣味で買うわけではないので、どうしてもこだわりや興味が持てない。
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「洗濯機なんてどれも一緒じゃない?」と思いがち。
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で、あまり吟味せずに適当に買ってしまう。
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でも毎日必ず使うものだから、失敗だった時の後悔や損失が大きい。
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しかもすぐに買い替えたり処分できるようなものではないので何年も我慢して続けるハメになる。
私はたまにやってしまうんです。下調べが面倒くさいとか・・・気が緩んでいる時にやってしまう失敗です。
どの製品でも一緒な部分があることも事実なんですが、買う時に知っておいた方が良い知識が存在することも確かです。「興味の無いことに興味を持て!」というのは難しい話ですが、「1年後も2年後もその製品を心地よく使ってる自分をイメージできるか」を心に留めると少しはいい買い物ができるかもしれません。
洗濯機の種類
縦型洗濯機
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ドラム式洗濯機が普及する以前から主流だった方式。
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選択時の使用水量はドラム式よりも20%~30%多い。乾燥機能使用時の使用水量も2倍以上多い。(これは乾燥方式が異なるため)
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洗濯能力はドラム式よりも高い。
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縦型でも最近ではしっかり乾燥できる機種も登場していて、少量の洗濯物ならドラム式と遜色がない。
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でもやはり、乾燥能力はドラム式には劣る。
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また、現状では縦型洗濯機にはヒートポンプ式ではなくヒーター式しか存在せず、本体価格が安い代わりにランニングコストが高い。
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1回の洗濯から乾燥までの電気代や水道代はヒートポンプ式とヒーター式とで約2倍違う。(後述)
ひと昔どころか二昔前は洗濯槽と脱水槽が分離している二槽式洗濯機が家庭用としては主流でしたが、現在ではほぼ一槽式が主流になっているのでここでは二槽式については省略します。
ドラム式洗濯機
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従来の縦型撹拌式が縦軸横回転だったのに対して、横軸や斜め軸で縦回転をする洗濯機。
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縦型に比べると洗濯能力は若干落ちるけど、そこまで問題はない。
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というのも、縦型撹拌式が有利だというのは例えば泥汚れや油汚れのような頑固な汚れについての話だから。なのでゴシゴシ洗いたいなら縦型の方がいい。
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その一方で、ドラム式の方が乾燥能力は高い。なぜなら衣類をまんべんなく回転させることができるから。
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最近の機種はヒートポンプ方式を採用しているものが多く、ヒーター式よりも電気代がかなり安い。(後述)
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その代わり、本体価格が高いのがデメリット。
乾燥機能
乾燥機能は縦型にもドラム式にもあります。
2000年代によく使われていたのはヒーター式ですが、2010年代後半現在ではヒートポンプ式が主流です。この機能があれば洗濯物を即日乾かすことができます。梅雨のような毎日が雨続きの日にはもってこいの機能です。
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ヒーター式は縦型にもドラム式にも採用されている。
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ヒートポンプ式はドラム式の製品にしか採用されていない。
乾燥機能を頻繁に使いたいなら、ヒーター式よりもヒートポンプ式を買うべきです。理由は主に次の3つで、金額さえ気にしなければ良い事尽くめだからです。
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乾燥能力が高い。
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本体価格は高いが電気代や水道代のランニングコストが安い。
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熱で衣類が縮まない。
方式の種類と違い
ヒーター式
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旧来の乾燥方式。
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縦型にもドラム式にも使われているが、主に縦型で採用されている。
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ヒーター式の温度は75℃~80℃近い熱風で、乾燥時に発生する水蒸気を冷却水で水に戻して排水する水冷or空冷除湿ヒーター式が一般的。
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結果として熱で繊維がダメージを受けるし、衣類が縮む。
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冷却のために水道水を使う。
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本体代はヒートポンプ式より安いけど、電気代が2倍も高い。(熱量=エネルギー量に直結するから)
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例えば、日立の縦型洗濯機で「速乾ビート乾燥」として採用されている。
ヒーター排気式
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一方で、ヒーター式でも「ヒーター排気式」というちょっと趣向を変えたものが登場している。
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室温から10℃ほどしか上げない方式で、従来品より衣類に優しい。水道水を冷却水として使わないので水道代がお得。
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ヒーター排気式はパナソニックのドラム式洗濯機「キューブル」シリーズで「低温風パワフル乾燥」として採用されている。
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高温にはしないのでヒーター式より電気代は安いが、ヒートポンプ式よりかは若干高い。
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ただし室温から+10℃なので、寒い地域だと冬場に十分な乾燥が得られない可能性もある。
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ヒーター式よりは脱衣所が高温になりにくいが、温風は冷却水を使わずに本体上部の後方から機外(室内)へそのまま排出するため、室内の湿度が高くなるので換気が必要になる。
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パナソニックの公式ページを見る限りでは全てを室内に排気しているように見えるが、注意書きには
※1 排水経路を水封するための使用水量は含まれません
とも書いてあり、これは乾燥運転時に排水トラップの水が一時的になくなることを意味するが、その理由が見当たらない。1 -
(後述のヒートリサイクル式と同様に、一部の温風を排水ホース経由で排水口へ排水をしている結果にも見えるが、公式ページで明確な記述は見つけられなかった。)
ヒートリサイクル式
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ヒートリサイクル式は日立独自の方式で、ヒートリサイクル乾燥とも呼ばれる。
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洗濯機のモーターやファンから発生する熱を乾燥用の熱源として活用する。
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ヒートリサイクル式の乾燥時の温度は約60℃以下。
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これにより、ヒートポンプ式と同等の省エネ性能や効能を実現。
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ヒートリサイクル式がヒートポンプ式と同義だと混同している人も多く見られるが、どちらかというとヒーター式に近い。
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なので空冷除湿や水冷除湿をおこなうし、水冷除湿の場合は水道代がかかる。また、条件によっては空冷除湿に設定していたとしても水道水を利用する場合もある。
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空冷除湿の場合、排水ホースから温風を出して運転するため、排水トラップの水が吹き飛ばされてしまい、下水の臭いが逆流し、衣類に臭いが染み付くトラブルが起こりうる。2
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この場合、洗濯パン内にあるトラップを洗濯機用排水トラップに換装することで解決できる。(型番は各自要確認)
ヒートポンプ式
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現状ではドラム式にしか採用されていない方式。
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メーカーにもよるがヒートポンプ式の温度は約60℃以下~65℃で、比較的低温の乾燥温風でタンブル乾燥させ、ヒートポンプで洗濯機内を除湿して排水する。冷却水は使わない。
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洗濯機やその周辺が熱くなりにくい。
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熱で衣類が縮まない。
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冷却水を使わないので水道代が不要。
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本体価格はヒーター式より数万円高いけど、電気代・水道代が大幅に安くて省エネ。
- ヒートポンプ式
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文字通り、ポンプのように空気中にある熱を汲む方式。圧縮機や熱交換器を使い、小さな投入エネルギーで空気中から多くのエネルギーを吸熱し、冷媒を介して熱エネルギーとして利用する方式。例えば、エアコン、エコキュート、冷蔵庫、洗濯機、床暖房などに利用されている仕組み。
例えば1の投入エネルギー(電力)で空気中から5~6の熱を汲み上げ、合計した6~7のエネルギーを熱として利用する。
- ヒートポンプの仕組み
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ヒートポンプweb講座。お子さんにも分かりやすい解説がされているページ。
乾燥時の除湿方式と違い
乾燥機能で乾燥させると、洗濯物から水蒸気が発生して洗濯機内の湿度が高くなるため、これを随時排水する必要があります。
- 空冷除湿式
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ヒーター式で使われている方式。
冷却水を使わずに機内の湿った温風を結露させて排水する方式。日立のヒートリサイクル方式の空冷除湿モードの場合、排水口へ湿った温風を送ることで排気・排水をしている(ただ空冷でも条件によっては冷却水を使うことがある)。 - 水冷除湿式
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ヒーター式で使われている方式。
水道水を使った冷却水で温風を結露させて排水する方式。なので乾燥時にも洗濯時の2倍以上の水道代がかかる。 - 排気式
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ヒーター式で使われている方式。
パナソニックの「キューブル」シリーズでヒーター排気式の「低温風パワフル乾燥」として採用されている方式。湿った温風は本体上部後方から機外へ排気するため、脱衣所の換気が必要。水道代はかからない。 - ヒートポンプ式
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ヒートポンプによる温度遷移で結露させて除湿・排水する。冷却水が不要で、水道代もかからない。
ヒートポンプ式の除湿
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ヒートポンプ式の場合、圧縮機や熱交換器を使った温度遷移によって温風を除湿するため、冷却水を必要としない。
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結果、ヒートポンプ式では乾燥時に水道代がかからない。
方式の違いと水道代、電気代
項目 | 方式 | |
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縦型ヒーター | ドラム式ヒートポンプ | |
洗濯 | 水道代 | 27円 | 20円 |
電気代 | 1.7円 | 1.9円 |
洗濯の合計 | 29円 | 22円 |
乾燥 | ||
水道代 | 6円 | 0円 |
電気代 | 60円 | 15円~23円 |
乾燥の合計 | 66円 | 15円~23円 |
洗濯+乾燥 | ||
水道代 | 32円 | 14円 |
電気代 | 約62円 | 17円~25円 |
総合計 | 94円 | 31円~39円 |
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それぞれの方式で乾燥までおこなうと約60円の差があり、長年積み重ねると意外と大きな差となる。
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毎日乾燥機能まで使う場合、60円*365日*10年=21万9000円で、10年後にはランニングコストで約22万円もの差が出る。
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なので乾燥機能を頻繁に使うつもりなら断然ヒートポンプ式を買うべき。
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雨の日しか使わないのならヒーター式でも良い。(でも衣類が縮むリスクがあるよ・・・)
じゃあ結局どうすればいいのか。
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もしヒーター式なら、乾燥時に縮んだら困る衣類だけを熱くなる前に乾燥の途中で取り出して半乾きから部屋干しする。
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で、タオルなど縮んでも構わないものだけを完全に乾燥させる。
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これなら一応ヒーター式でも衣類を縮ませることなく使える。
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でもそこまでする手間を考えたら面倒なので、やはり私はヒートポンプ式を推奨したい。
その他の機能
多くの製品では、以下の5つの機能が搭載されています。このうち、カビ取り機能と予約タイマーの2つは非常に多くの製品で標準的に搭載されている機能です。
- カビ取り機能
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文字通り、洗濯槽のカビを除去してくれる機能。
- 予約タイマー
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洗濯完了時間を指定できる機能。
- 風呂水ポンプ
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ホースとポンプを使って、お風呂の水を再利用する機能。
- 自動おそうじ
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洗濯終了時などに流水で汚れや洗剤の残りカスなどを洗い流してくれる機能。
- インバーター搭載
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必要な出力だけモーターを回転させる省エネに繋がる機能で、洗濯物が少量の時に節電効果がある。
洗濯機の寸法と洗濯パンの寸法
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一般的に、洗濯機を設置する時は洗濯機を床に直置きにするのではなく、洗濯パン(防水パン)を設置し、その上に洗濯を設置する。
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一般的な洗濯パンは外寸法が640mm*640mmで、内寸法が600mm*600mm。(縁が両端に20mmずつある)
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そして多くの洗濯機が設置可能パン寸法として530mm~540mmで設計されている。つまり、600mm以下なので大抵問題なく設置できるということ。
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もう1つ気になる点は本体の寸法。縦型なら大抵パン寸法以下だが、ドラム式の場合は本体幅が600mmを超えることは当たり前。
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となると洗濯パンよりも幅が広くてはみ出してる・・・でも大丈夫。ドラム式でも、足元は540mm程度に設計されているから。
洗濯パンの役割
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そもそも、何のために洗濯パンはあるのか。
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1つ目の理由は洗濯機から水があふれた時の防水のため。いざという時の保険的な意味合いが強いけど、これが一番大きな理由。
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2つ目は洗濯機底部の結露などの水分を排水するため。
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3つは洗濯機の振動や騒音を緩和するため。
いつ買うのがお得か
多くの洗濯機の新製品は、4月下旬から9月中旬の暖かい季節に発売されています。特に5月下旬から6月上旬と、8月下旬から9月上旬が多いですね。たまに2月や11月にも出ていますが、そういった例外はかなり少ない印象を受けます。
より新製品をより安くで買おうとするなら、少なくとも発売から6ヶ月くらいは様子を見た方がいいです。早いものだと3ヶ月くらいで底値を付けることもありますが、それから波があったりするからです。
また、よほどのセール品などでない限りは特定の期間に洗濯機市場全体が安くなることはあんまり無い。なので、もし買いたい製品があるなら発売日から3ヶ月か6ヶ月以降を目安にして、こまめにチェックして、安いと思ったタイミングで買うことです。
購入時の主なチェック項目
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洗濯方式(縦型、ドラム式)は本当にそれでよいか
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乾燥方式は確認したか(ヒートポンプ式、ヒーター式)
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除湿方式は確認したか(排気式、空冷式、水冷式、ヒートポンプ式)
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ガラストップデザインじゃなくてもよいか
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ドラム式の扉の開閉向きは確認したか
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温水洗浄機能は搭載されているか
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その他の搭載機能(風呂水ポンプ、カビ取り、予約タイマー、インバーター搭載、自動お掃除)は確認したか
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パン寸法は大丈夫か
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排水トラップの交換&費用は不要か
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特に日立のヒートリサイクル式の場合、現状の排水トラップで問題はないか(下水の空気の逆流を防ぐための洗濯用排水トラップへの換装は不要か)
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本体価格以外の料金(設置作業料、送料、旧機種の処分費用、延長保証費用など)は確認したか
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