安い炊飯器ランキング4選、1人暮らしでも4人家族でも最適なのはこれ!

2018年8月5日

価格の安さにフォーカスして、とにかく格安の炊飯器ランキングを作りました。本体代の安さだけではなく、年間電気代の安さ、また性能面から見たコストパフォーマンスも鑑みて選りすぐった製品を紹介します。

1人暮らしでも炊飯器は大きい方がいい

1人暮らしだと、1食で食べるお米は約1~2合です。でも「1~2合くらい炊ける炊飯器でいいや、小さいのでいいや」という考えはやめておいたほうがいいと思っています。

何故かと言うと、こうです。

1. 炊飯の手間が増える

なぜなら、単純にご飯を炊く頻度が増えてしまうからです。大抵、3合炊きの製品で美味しくお米が炊けるのは1~2合程度です。これだと、1日に2回炊飯器を使うことになる可能性があります。

そうなると、手間と電気代が2倍になります。

2. 大容量サイズと大して価格差が無い

小さいサイズ(3合)と中サイズ(5.5合)では、まず本体の価格にそれほどの大差がありません。「大は小を兼ねる」のごとく、1人暮らしでも5.5合を買うべきだと私は考えます。

3. ゆとりがある方が混ぜやすい

例えば3合炊きの炊飯器で3合のお米を炊くとどうなるか、内釜いっぱいまでお米が膨らんですごく混ぜにくくなります。しゃもじを底まで届かせようとすると、手に熱いお米が接触するリスクが高まります。

しかもお釜の中はご飯でいっぱいなので、ひっくり返したご飯を移動させるスペースがなく、上手にかき混ぜることができません。また、注意しなければ釜からご飯がこぼれたりもするので、すごいストレスになります。

4. 残ったらラップにくるんで冷蔵庫・冷蔵庫で保存すればいいだけ

あとは食べたい時にレンジで温めれば簡単に食べることが出来ます。1人暮らしで自炊をするなら、とにかく手間を減らして効率化することが大切です。

こういった理由から、1人暮らしでも5.5合炊きくらいのサイズを買ったほうが、色々と融通がきいて便利だと思います。

4位: 象印 極め炊き NP-VN10、NP-VN18(IH

象印 極め炊き NP-VN10

公式サイト。

タイプ
IH炊飯器
内釜
黒まる厚釜
内釜取っ手
炊飯量
5.5合 / 10合(NP-VN10 / NP-VN18)
その他機能
無洗米コース、健康米メニュー、ご飯入り丸パン・メロンパン・フォッカッチャが作れるパン焼き(発酵・焼き)メニュー搭載、材料を入れてキーを押すだけでケーキが作れるメニュー、内蓋丸洗い

重量
4 kg / 5 kg
寸法
W255xH205xD375 mm / 280x245x405 mm
年間電気代
2049円 / 3210円(NP-VN10 / NP-VN18)
発売時期
2015年7月
  • 釜全体を熱くできるIHジャー。

  • 強火で炊き続けてうまみを引き出す「豪熱沸騰IH」でふっくら炊き上げる。

  • 保温温度が2種類ある(30時間美味しく食べられる「うるつや保温」と、あったかいご飯用の「高め保温」。
    早炊きは最短で41分、普通炊きは約60分。(NP-VN18)

NP-VN10とNP-VN18の違い

容量にはNP-VN10(5.5合)とNP-VN18(10合)の2種類があります。
2つの違いで目立つ点と言えば、次の点です。

  • 炊飯量 5.5合 / 10合

  • 重量 4 kg / 5 kg

  • 寸法 255x205x375 mm / 280x245x405 mm

  • 年間電気代 2049円 / 3210円(1161円差)

その他についてはメニュー、性能等は同等なので、炊飯量だけ考えればいいと思います。

容量的には、多くの家庭ではNP-VN10で間に合うはずです。もし4合以上炊きたいならNP-VN18、そういう必要がないならNP-VN10で十分です。

NP-VN10とNP-VJ10の違い

  • NP-VN10(2015年7月発売、この項目で説明している製品)

  • NP-VJ10(2017年7月下旬発売、ニューモデル)

2つの名前がそっくりでややこしいのですが、大きく違うと感じた点は主に価格、年間電気代です。

  • 外形寸法は全く同じ。

  • ニューモデルの方が本体1000円~2000円ほど高い。

  • ニューモデルの方が年間電気代が120円ほど高い(2049円 / 2170円)。

新旧のモデルで価格が同じならニューモデルを買ってもいいかなーとも思いますが、実質的な性能について目新しい差があるかというと、無いんですよね。

なのであえて高いお金を出してまで買おうとは思えませんでした。

NP-VN10の口コミ評判要約

  • サイズ感、お手入れのしやすさ、使いやすさなど全般について、一部では否定的な意見も見られるが、肯定的な意見が大多数を占めている。

  • 炊きあがりについては、マイコン炊飯器よりは良い、高性能IHジャーと比べるとやはり少し見劣りするが価格相応で、総じてコスパが高いとする意見が多い。

  • ケーキやパンを焼く機能は料理好きの人にとって好評。

3位: パナソニック SR-KT067

パナソニック SR-KT067

公式サイト。

タイプ
IH炊飯器
内釜
備長炭釜
内釜取っ手
炊飯量
白米3.5合、炊き込みご飯3.0合
その他機能
無洗米コース、内蓋丸洗い
重量
4.2 kg
寸法
W251×H202×D308 mm
年間電気代
不明
付属品
発売時期
2017年11月1日
  • タッチ・キー、ガラスパネルを採用し、清潔感のある美しいデザインの天面を持つ。

  • タッチ・キーなので凸凹が少なく、お手入れがしやすい。

  • IHとふたヒーターで包み込むように加熱してふっくらと炊き上げる。

  • パンやケーキを作るコースはない。

  • カラーはブラックとホワイトの2種類

パナソニック SR-KT067の口コミ評判要約

  • タッチパネルのボタンは数が少ないから大きくて見やすい、タッチした時の反応も速いし機械オンチでも使いやすい、スタイリッシュで先進性がある。

  • コスパが高いと感じる。

2位: 象印 極め炊き NL-BB05(マイコン)

象印 極め炊き NL-BB05

公式サイト。

タイプ
マイコン炊飯器
内釜
黒厚釜
内釜取っ手
炊飯量
3合
その他機能
無洗米コース、健康米メニュー、ご飯入り丸パン・メロンパン・フォッカッチャが作れるパン焼き(発酵・焼き)メニュー搭載、内蓋丸洗い
重量
2.7 kg
寸法
W235xH195xD325 mm
年間電気代
約1004円
発売時期
2016年12月下旬
  • 上蓋、側面、釜底の全面加熱で炊きムラを低減。

  • 上蓋は取り外して洗える。

象印 極め炊き NL-BB05の口コミ評判要約

  • 本体がちょっと大きい。

  • 価格の割には高級感がある。

  • ご飯を沢山食べない家庭なら4人でも間に合うし、1人暮らしにも最適。

  • IHジャーと遜色が無いからこれで十分。

  • マイコン炊飯器にしては炊きムラが少ないと感じる。

  • とにかくコスパが高い。

全体として不満がなく、仮にあったとしても価格の安さで目を瞑れてしまうというコスパの高さを評価するコメントが多くみられました。

あと個人的に評価したい点は、年間電気代の安さです。多くの製品が2000~3000円なのに対して、これは1004円。激安です。たった1000~2000円と思うかもしれませんが、10年使えば1万円、2万円の差になるので丸まる炊飯器本体代くらいの差が出てきます。長いスパンが考えている人にはオススメです。

1位: アイリスオーヤマ RC-MA50(マイコン)

アイリスオーヤマ RC-MA50

公式サイト。他の類似製品(KRC-MB30、KRC-MB10、RC-MB30、RC-MA50、RC-MB10)のスペックも掲載されています。

タイプ
マイコン炊飯器
内釜
極厚火釜
内釜取っ手
炊飯量
5.5合
その他機能
無洗米・白米コースの他にも、炊込み、おかゆ、玄米、煮込み/蒸しコースの6メニュー
重量
3.5 kg
寸法
W260×H216×D312 mm
年間電気代
約1974円
付属品
しゃもじ、蒸しプレート、計量カップ2つ(白米用、無洗米用)、(しゃもじ置きは付属していない)
発売時期
2016年7月下旬
  • 従来のマイコン炊飯器のように下からだけの加熱ではなく、底ヒーター+天面側のふたヒーターで上下から加熱する。

  • お急ぎ、早炊きだと最速26分~42分、通常で40~55分。13分程度の時間短縮が可能。

  • お米の銘柄に合わせた炊き方ができる「銘柄炊き分け」機能。(31銘柄)

  • 蒸しプレートが付属しているので、カスタードプリン、かぼちゃプリンなど、スイーツを作ることも可能。

  • 同じシリーズでIH式の「アイリスオーヤマ 炊飯器 IH式 5.5合 大火力 ERC-IB50」もある。

アイリスオーヤマ RC-MA50表示部分のカバー内が曇る

この不具合がちらほらあるようですが、解決策はあります。

内蓋を外して、内蓋を固定するピン(棒)をむき出しにして、反時計回りに手で少しだけ締めるだけです。2日から3日後には曇らなくなります。

アイリスオーヤマ RC-MA50の口コミ評判要約

  • 圧力IHから買い替えたが、これでも十分美味しく炊ける。

  • 液晶部分が曇ったり、吹きこぼれたことはない。

  • ボタンが少なくて、シンプルで使いやすい。

少数ながらネガティブな評価をしている人もいて「美味しく炊けない」という評判も見られるのですが、大多数が「これで十分お米が美味しく炊けるしコスパが高い」と評価しています。

また、操作が簡単なことについても評価が高いです。

RC-MA50とRC-MA30の違い

この製品には、3合炊きのRC-MA30というのがあります。違いは主にサイズだけですが、私はRC-MA30よりもRC-MA50を買うべきだと思います。

なぜなら、3合炊きといっても炊きあがった米をひっくり返したりするためのゆとりが必要で、実際には内釜の容量的に2合程度までしか炊けないからです。

しかも本体価格もほとんど大差がありません。寸法も極端に小さくなるわけでもありません。わざわざ小さいRC-MA30を買うメリットが見当たらないんですよね。

なので、買うなら絶対にRC-MA30よりもRC-MA50のほうがお得です。

amazonなら限定モデルで黒統一のカラーがある

通常、この製品は側面が黒で天面が白色です。正直いって、ちょっとダサくないですか?

amazonだと、RC-MA50AZという名前で真っ黒に統一されたカラーモデルがあります。色にこだわりたい人にはこちらがオススメです。

黒だと汚れは目立つからイヤだという人もいますが、汚れやホコリが目立ちやすいほうが小まめに掃除する機会が増えて、清潔に保つことが出来るので私は好きですね。

炊飯器はとにかく高性能な方がいい!という人のための記事もまとめてみました。参考にしてみて下さい。