Xeon換装前にBIOSアップデートしたら画面が真っ暗になった

2020年3月5日

マザーボードやメモリはそのままで、CPUをCore i7からXeonに乗り換えた時の話の補足。

CPUをXeonに換装するため仕方なくBIOSをアップデートしたら、アップデート完了と同時に突然画面が真っ暗になりました。Windows上ではなく、BIOS上での話です。怖すぎる・・・。

無謀にも電源ボタン長押しで強制終了

勇気を振り絞って無謀な対処法に挑戦!電源ボタン長押しで強制終了してから再度電源投入してみると、無事、問題なくWindowsを起動することができました。

というか他に手段が無かった。通常なら仮に画面が見えなくても「Esc連打→Y」を繰り返せばBIOSを終了させることができるはずなんですが、「Esc連打→Y」や「Ctrl + Alt + Delete」を試しても何も起こらず、途方に暮れたんです。

もしかしたらまだアップデートなのかも!?と思って10分くらい待ってもダメだったので強制終了に踏み切ったわけです。無謀ですよね。でも再起動後にシステム情報でBIOSバージョンを確認してみると、ちゃんとアップデートされていました。ラッキー!

直前の状況

アップデート開始までの手順はこんな感じで進めました。

  1. 変更前と変更後のBIOSを確認する

  2. メーカーのサイトから最新バージョンのBIOSをダウンロードする(私の場合はMSIのサイト

  3. USBフラッシュメモリにファイルをコピーする(※)

  4. BIOSを起動する

  5. UtilityメニューからBIOS UPDATEを選択し、ファイルを指定

  6. 進捗率(プログレスバー)が表示されて、たぶん1分くらいで100%まで達する(時間は正確には図ってないけど凄く短かったのは確か)

  7. 終了と同時に画面が真っ暗になる

  8. 強制終了する

  9. 無事、アップデート完了していた

BIOSアップデート時は、CPUのオーバークロックは避けたほうが良いらしいけど、XMP(メモリの簡易的なオーバークロック)はどうなんでしょうね。私はXMPのままアップデートしたんですが、それが良くなかったのかな。

ちなみに、CPUはこちら。

  • 変更前:Sandy Bridge core-i7 3820(4コア/8スレッド、購入時は2.6万円くらいだったかな?)
  • 変更後:Ivy Bridge-EP Xeon E5 2697 v2(12コア/24スレッド、FCLGA2011に対応するv2シリーズでは最高峰でリリース当時は実売28万円くらい)

普段はみんなそろそろSandyおじさんを卒業しようぜ!と言っておきながらXeonで延命しようとするおじさんのお話でした。