温度調節&保温機能付の電気ケトルのおすすめ5選!

2019年1月18日

温度調節&保温機能付にフォーカスして、いくつかの電気ケトルのおすすめを紹介します。

そのままドリップにも使えるドリップケトル形状

ここでは、温度調節&保温機能付に加えて、注ぎ口が細くなっていてそのままドリップにも使えるドリップケトルの形をした電気ケトルを紹介します。

コーヒーについては別ブログ(ろくまるぶろぐ)で淹れ方、オススメのホールビーンとか紹介しているので、良かったら併せてお読みください。



ハリオ V60 温度調整付き パワーケトル ヴォーノ EVKT-80HSV

V60温度調整付きパワーケトル・ヴォーノ|ハリオ

メーカー公式ページ。

消費電力は900 W

実用容量は0.8 L

コーヒーをドリップする場合、多くても600 mlまでですから、800 mlも入れば十分カバーできます。

あまり大きすぎても、ドリップする時に長時間持ち上げるのは疲れますから、そもそもこれくらいが限界なんです。

60℃~96℃まで1℃単位で温度調節が可能+15分保温機能付き

加熱には次の2つのモードがあります。

沸騰モード

100℃で沸騰するまで加熱+保温をおこなわないモード。

温度調整モード

60℃~96℃まで1℃単位で任意の設定温度まで加熱+15分間の保温

インスタントラーメンを作りたい時などは沸騰モードでいいし、ドリップコーヒーに使いたい時は温度調整モードを使えば思い通りのドリップをすることができます。

ノズル形状が最高に良い

コーヒードリップに情熱を燃やす私としては、このケトルのノズル形状はかなり満点に近いです。

電気ケトルに限らず、多くのコーヒーポット形状のノズルは先端が短すぎるし、一番先端の水平部分が短すぎるんですよ。メーカーは全然分かってくれていません。

先端の水平部分が短い場合、ドリッパーの奥の方にお湯を注ごうとするとノズルの中間部分とドリッパーのエッジが干渉するため、ポットを高く持ち上げる必要があります。
必然的に、高い位置からお湯を注がざるを得なくなってしまうんです。

ドリップする時はもっと静かに注ぎたいんですよ。できれば水面ギリギリの高さからお湯を注ぎたいのにそれができない・・・凄くもどかしい使いづらいコーヒーポットが多すぎます。(このもどかしさ分かってくれる人いるかなぁ・・・)

でもこの製品はかなり理想に近いです。さすがコーヒー器具を揃えているハリオです。
欲を言えばあと4~5 cmでもノズル先端が水平に伸びてたら最高なのになぁと感じます。

私はハリオ V60 ヴォーノ(これのガス火やIHで沸かすタイプのドリップケトル)も持っているんですけど、それと比べるとノズル形状はかなり改善されていますね。

ドリテック ステンレス コーヒー ドリップ ポット 細口 0.8L PO-145BKDI(ブラック)

PO-145 温度調整付ケトル「アラビカ」|Dretec

メーカー公式ページ。

消費電力は900 W

40~100℃まで1℃単位で温度調節&15分保温

電気ケトル界ではトップレベルで温度設定範囲が広い製品です。
加熱は40~100℃まで1℃単位で設定できて、保温も40~95℃まで選べます。

40℃ならパン作りにも利用可能

パンを作る工程のフロアタイム(一次醗酵)に最適な温度は28~30℃です。

40℃のお湯にイースト菌を混ぜ溶かし、常温の小麦粉と混ぜ合わせると丁度30℃くらいになります。

温度が高すぎるとイースト菌が死んでしまうし、低すぎても発酵に影響が出ます。きっちり40℃のお湯を作れるのは、パン作りにとても便利です。

「ミルク作りにも使える」と謳っているけど注意

この製品の公式ページを見てみると、40℃のお湯で赤ちゃん用のミルク作りにも使えるという主旨を謳っています。

でも待った!
粉ミルクを使った赤ちゃん用のミルク作りには40℃ではなく70℃以上のお湯を使うべきです。詳細を説明すると長くなるのですが、端的に言うと、40℃のお湯で調乳すると乳児の細菌感染リスクが高くなるからです。別記事でまとめました。

ビタントニオ アクティ VEK-10-K

vitantonio 温調ドリップケトル アクティ VEK-10-K

メーカー公式ページ。

消費電力は1200 W

50℃~100℃まで1℃刻みで温度調節可能+保温機能付き

「プラスボタン」と「マイナスボタン」があり、操作がとてもわかりやすいです。

30分の自動保温

加熱開始後、設定温度に到達したら30分間の保温を自動でおこない、そのあと電源OFFになります。

バリスタ機能

ケトルを置いた状態でバリスタボタンを押せば、次にケトルを戻した時に設定温度まで再加熱してくれます。

その他の機能

  • 直近の温度設定を記憶するメモリー機能付き
  • 空焚き防止機能付き

山善 YKG-C800 (0.8L)

山善 YKG-C800 (0.8L)

メーカー公式ページ。

消費電力は1000 W

60~100℃まで1℃刻みで温度設定+6段階プリセット+保温機能付き

60℃・70℃・80℃・85℃・90℃・95℃の6段階のプリセットに加え、1℃単位でも60~100℃まで温度設定が可能です。
しかも本体価格が6000円台という安さ。(執筆時)

下で紹介しているティファールのプリセット7段階の温度管理可能な製品と同等の価格帯で、しかも1℃刻みで設定可能なので、かなりお得感があります。(ティファールのは1℃刻みで設定できない)

料理用にも使えるタイプ

注ぎ口が細いタイプはドリップ用のコーヒーポットとしても使えますが、一気に注ぐことができません。
料理にも使って「がばーっ」と注ぎたい人は注ぎ口が短くて大きくて広いタイプがオススメです。

ティファール アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L

ティファール アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L

メーカー公式ページ。

消費電力は1250 W

2色のカラーバリエーション

  • 白色:KO6201JP
  • 黒色:KO6208JP

7段階の温度管理+60分保温

60℃、70℃、80℃、85℃、90℃、95℃、100℃の7段階から温度を選ぶことができ、沸騰後は60分の保温機能付きです。

プリセットの温度と飲み物の種類

設定可能温度の飲み物の関係
温度 飲み物
60℃ 玉露
70℃ 中国茶(白茶)
80℃ 煎茶
85℃ 烏龍茶
90℃ コーヒー
95℃ 紅茶
100℃ 中国茶(工芸茶)

割安感がある

1℃刻みで温度設定できる製品は1万円を超えることが多いです。
でも、この製品は1℃刻みでは温度設定できないものの、価格は安めなので割安感があります。

「1℃単位まで温度調節にこだわらないけどせめて5℃刻みで温度管理したい」という人にはこちらのほうがオススメです。

電気ポットと電気ケトルの違いや選び方などについてはこちらで要約しています。↓↓↓

コーヒーについては別ブログ(ろくまるぶろぐ)で淹れ方、オススメのホールビーンとか紹介しているので、良かったら併せてお読みください。